- 匹と頭

2007/12/01/Sat.匹と頭

来年 3月 13日発売の MHP2G に備えて再び MHP2 をやり込んでいる T です。こんばんは。

MH には様々なクエストがあるんだけど、最もポピュラーなのは「モンスター XX を狩猟せよ」というタイプ。大型モンスターならば大抵 1体の討伐で済むのだが、雑魚ならば 20体、50体という数を要求される。そんな雑魚クエストでは、狩猟が進むと「残り X匹です」というメッセージが現れてクエストの進み具合を教えてくれる。今日、このメッセージで「何匹」と「何頭」が使い分けられていることに気付いた。虫ならば「何匹」、獣なら「何頭」となっている。へえ。妙なところで感心してしまった。

大型哺乳類、いわゆる獣は「1頭」「2頭」と数えるが、「1匹」との区別はどこから現れるのだろう。実験で使うマウスやラットは「1匹」で数えている。ネコやイヌならどうか。「ネコ 1頭」というのはあまり聞かない気がする。やはり「ネコ 1匹」だろう。「イヌ 1頭」は違和感がない。無論「イヌ 1匹」でも構わないのだが。ウサギは「1羽」と数えるが、これは僧侶がウサギを食べるからである (僧侶の肉食は禁じられているが鳥ならば可)。それにしてもどうしてウサギなのか。帝釈天の腹を満たすために自らを火に投じたウサギの説話が仏教にあるが、それと関係しているのだろうか。

閑話休題。といっても全てが閑話なのだが、話を助数詞に戻すと「3匹の子豚」という童話があるが、どちらかといえば豚は「3頭」と数えるんじゃないか。魚は生きていると「1匹」と数えられるが食用に供された瞬間に「1尾」となるのは不思議なことだ。虫は「1匹」である。日本語 (というか漢字) が意味する「虫」の範囲は広いのだが、概ね「1匹」で良さそうに思われる。

ヒトを「1人」と数えるのはよく考えればヘンだよね。イヌを「1犬」と数えるようなもんだ。

今日のニコニコ動画

こういう組み合わせってどういう具合に閃くんだろうな。