shuraba.com - 独断と偏見で選ぶ、シリーズものゲームの最高傑作
2007/09/02/Sun.独断と偏見で選ぶ、シリーズものゲームの最高傑作
ゲームというものは必ずしも進化しないことを知りながら、それでも新作が楽しみな T です。こんばんは。
ゲームっていうのは、やはりルールとアイデアがコアなんだな、と思う。映像やサウンドってのは、2次的なものなんだよね。もっとも、傑作になるには全ての要素が高水準で有機的に結合していなければならないのだけど。
Web 日記
サイトの見た目を変更する作業をボチボチと進めている。表示確認は Safari 2 (Mac)、Safari 3 (Win)、Firefox 2 (Mac/Win)、Opera 9 (Mac/Win)、IE 7 (Win)。ちなみに Win は XP。IE 6 では確実に表示が乱れるけれど、もう気にしないことにした。
少なくとも私以上〜定年以下の世代において、コンピュータその他に時間や金銭をかけない人間は、情報収集に興味がないのだと判断されても仕方がないように思える。運転免許証みたいなものだろう。車に乗るとか乗らないとか、そういうこととはあまり関係がないのと一緒。
ゲーム日記
ネタがないので、シリーズもののゲームにおける最高傑作を独断と偏見で選んでみた。異論は認める。というか、それぞれのシリーズの愛好者には、自分が好きな作品を熱く語ってほしい。
以下、思い付くままに挙げる。
- ドラゴンクエスト
- 「III そして伝説へ」が断トツでトップ。しかし「III」の感動、特にアレフガルドに辿り着いたときのそれは、「I」および「II」が下敷きとなっているので、正確には初期 3部作というべきか。次点で「VIII 空と海と大地と呪われし姫君」。
- FINAL FANTASY
- 「X」かな。戦闘、各種イベントやミニゲーム、ストーリーにグラフィック、どれも密度と完成度が高かった。次点で「IX」。この作品において PS というハードの性能を限界にまで引き出したことが、PS2 における「X」の成功を導いたと思われる。
- 無双シリーズ
- 「三國無双 2」+「猛将伝」。無双シリーズによって、全く新しいアクション・ゲームのジャンルが切り開かれたといって良い。その後に各種の追随が生まれたが、バランスの取り方、初めて完成形を示したことによるインパクト、麻薬的な魅力などなどで、「三國2」がトップ。
- BIO HAZARD
- これは難しい。あえて選んで「2」。アリスという女性を主人公にしたことが良かったのだと思う。
- モンスターハンター
- これは無印だろうか。無双シリーズと同じで、新しい世界を切り開いた (しかも最初から完成度が高かった) という点が大きい。ゲームとしての洗練度は「2nd」が群を抜いている。これが PSP ではなく PS2 で発売されていたら、ミリオンセラーどころの騒ぎではなかっただろう。
- SILENT HILL
- これは圧倒的に「3」だな。とにかく怖い。ストーリーと演出が素晴らしい。アクション・ゲームではあるのだが、仮にこの作品が単なるアドベンチャー・ゲームだったとしても、相当に評価が高かったのではないか。
- Devil May Cry
- これは無印だろうか。「2」もストーリーは悪くなかったが、いかんせんヌル過ぎた。「3」のアクションはまあまあだが、ちょっと漢らしさに欠ける。「4」に期待。
- 信長の野望
- 「将星録」が一番好きだった。シムシティ的な内政マップと、軍団移動のマップが同一であるというシステムが新しかった。また、それによる駆け引きもなかなか面白い。実際の戦闘システムは、次作「烈風伝」で大幅にブラッシュアップされたが、内政が複雑かつ退屈になってしまったのが悔やまれる。
- スーパーマリオブラザーズ
- これは「3」だな。SFC だと勘違いしそうになるが、ファミコンで動いているんだぜ、これ。
- Front Mission
- 無印かな。Front Mission はどの作品も今一歩でブレイクに及ばない歯痒さがある。このシリーズはまだ 1つ目の完成形を提出していないのではないか。今後に期待する。
- METAL GEAR SOLID
- 圧倒的に「3 SNAKE EATER」を支持する。シナリオが良いし (以前のシリーズがあってのことではあるのだが)、ゲームとしてのボリュームもある。ネタが細かいのはこのシリーズの大きな特徴だが、そのネタを支える精密なグラフィックをようやく「3」で獲得できた、という感じがあった。「4」に大きく期待。
- Wizardry
- 正伝と日本オリジナルの亜流があり、亜流はさらに細かく分派する。私はスターフィッシュのエンパイア・シリーズが好きだ。グラフィックが日本向けだし、アイテムの豊富さも良い。割とシナリオがしっかりしているしね。これには反対の意見も多そうではあるが。
他にもたくさんあるはずだけど、パッと思い付くのはこれくらいかな。