- 漫画解禁

2007/06/30/Sat.漫画解禁

この土日は休むことにした T です。こんばんは。

書斎の手塚治虫

本屋で大量に本を買ってきた。新しい本棚も注文したので、ついに漫画の購入を解禁する。古本屋で、横山光輝の『豊臣秀吉 異本太閤記』(全7巻) と『織田信長』(全4巻) を手に入れた。横山光輝の歴史漫画はもちろん好きな部類ではあるのだが、それほど思い入れがあるわけでもない。あえて (自分のランキングにおける) 中堅どころを買ってきたのは、「これから再び漫画を買い集めるぞ」という決意を示すためである。誰に? もちろん自分に。生半可な決心では漫画は集められない。漫画が好きな人には理解できると思う。

私が漫画を買わないのは、読まないからでは決してない。一度買ってしまうと、際限なく、怖いくらいに増殖するからである。実家で暮らしていた頃は、かなりの量の漫画を持っていたが、大学に入った際、手塚治虫を残して全て売り払った。思えばバカなことをしたものだ。その後に買ったのは (買い直したのは)、『ゴルゴ13』だけ。就職してから『ジョジョの奇妙な冒険』『北斗の拳』が増えたが、このレベルで自制した。これ以上買うとなると、候補作が爆発的に増加するからである。あれを買って、これを買わないわけにはいかない。そういう、変な収集癖が発動してしまうのだ。

書物は増えるにまかせて増やしていたが、しょせん、どう見積もっても年間 200冊程度のペースである。しかし 200冊の漫画は 1週間で読破できる。だから集めるのが恐ろしい。最近は漫画を読むスピードも落ちたし、いくら楽だからといって漫画ばかり読むことはないだろうが、それでも相当の冊数がアッという間に溜まるであろうと予測できる。

当面、

  1. 完結。
  2. 文庫化。

という条件に絞って集めようかと思う。漫画に強い古本屋を探さねばならんな。これは凄く楽しみかも。「好きなだけの本を手元に置きたい」というのが 10年来の夢であって、少なくとも書物に関しては理想的な環境を手に入れたが、そこには漫画が入っていなかった。これでは片手落ちである。

私の家に残された壁面は、延べ 8 m × 2 m。当分は大丈夫だとは思うが。いや、油断はできない。