- 電卓と電話のキー配置の違い

2007/06/29/Fri.電卓と電話のキー配置の違い

いまだに電卓の MR や MC の働きが理解できず、使ったこともない T です。こんばんは。

頭のリハビリに、電卓を作ってみた。2時間ほどでやっつけたからコードは汚いが、意外に面白いものである。小数点の挙動が怪しいけれども。

以下は (以下に限ったことではないが) どうでも良い話。電卓のキーの配置は、

789
456
123

である。パソコンのテンキーも同じ。しかし電話のボタンの配置は、

123
456
789
*0#

となっている。逆なのだ。

プッシュホンのボタンとキーボードのテンキーの配置は数字の位置が逆である。 これは、電話は通信用機器であり、電卓やコンピュータは電子機器として発達してきたため、管轄する行政区分や標準規格が異なるためである。 電話機などの国際規格を担うのが ITU、コンピュータなどの電子機器は IEEE が規格や標準化を取り決めている。 過去にもテンキーの配置統一が話し合われたことがあるが、別個に理由があって決めた配置なので、簡単には統一できるものではない。 また、電話で『ゼロ』はパルスが 10個の交換機に送る信号 (パルスダイヤルの場合) だが、コンピュータでは『ゼロ』は数字の 0 を意味するデータである。

(Keyboard - オンライン・コンピューター用語辞典)

「別個に理由があって」とあるが、どういう理由なのだろう。興味がある。こういう細かい部分にも、1冊の本になるくらいの歴史があるんだろうなあ。