- シカゴ滞在記 (3)

2006/11/15/Wed.シカゴ滞在記 (3)

アメリカより日本の方が物価は安いと思う T です。こんばんは。

研究日記

シカゴは朝が早い (暗くなるのが早いから?)。ホテルのレストランが 6時半から空いているのはわかるが、学会場へのシャトルバスも 6時半から運行している。別にそれほど離れているわけではない。バスで 5分くらいである。そんなに早く行ってどうするのか。それでも、7時になるとたくさんの人が歩いている。このあたりもアジアと違うよなあ。ソウルは皆が動きだすのが 11時くらいだった。タイはもっとヒドい。その代わり夜が遅くて、俺は好きなんだが。

午前中に発表。プレゼンテーションは無難にこなしたが、意図のわからない質問をされて若干うろたえてしまった。「海外の学会ではピントの外れた質問をよくされる」とはボスの弁。本当だろうか。適当な口からでまかせのような気がする。

俺のプレゼンテーションを見に来てくれたボスと合流したわけだが、ラボの人間に会うのはこれが初めて。我がラボは結構個人主義で (ボスは皆で集まるのが好きなのだが)、国内の学会でも滅多に顔を合わせることはない。誰がどこに投宿して、いつ来ていつ帰るかもわからない。さすがに発表時間だけはチェックしているけれど。

一度ホテルに戻り、ミシガン湖の周りを散策。夕刻、再びボスと合流して晩飯。魚を食う。いや、だから、シカゴは海から遠いから、別に気張って食うほど名産でもないと思うのだけど。「魚だから、やっぱりワインは白か」とかさ。飲めないくせにそういうところを気にするところが面白い。ヘンな人だ。

実験とか来年度以降の話をする。「大学院を出たらどうするつもりだ。留学でもするか」と言われた。留学なあ。このシカゴのような所で研究できたら楽しいだろうなあ、とは思う。