最近のちくま学芸文庫の青表紙 (科学関係の古典が多い) は素晴らしいと思う T です。こんばんは。
ほとんどが過去の著作の復刊なのだが、よくもまァこれほど売れそうにないものを文庫に、と感激もひとしおである。その分、やや高価ではある。薄っぺらい本が多いけれど、1000円以下のものはほとんどない。とはいえ、それでも安いと思う。大体において本は安い。ダーウィンの進化論やアインシュタインの相対性理論が数百円で手に入るわけである。こんなに安いものは他にない。
元部長氏の「本棚と記憶の中の13冊」が更新されていて、その中にガルシア = マルケスがある。この作家のことを筒井康隆がいつもベタ褒めしており、俺もずっと読みたいと思っていたのだがいまだに果たせないでいる。偶然にも、今日買った塩野七生『ローマ人の物語 すべての道はローマに通ず』の中に、「ガルシア = マルケス全小説」というパンフレットが挟まっていた。これから続々と刊行されるようである。買おうかなあ。
病院。今日は半日ほどで切り上げ。