- 鳥頭プレゼン

2006/06/29/Thu.鳥頭プレゼン

発汗しやすい T です。こんばんは。

鬼ヶ島はどこにあるのか

小説・桃太郎について、昨日の続き。

いったい、鬼ヶ島はどこにあるのか。鬼ヶ島を文字通り「島」と考えるのは、ちょっと疑問も残る。そもそも日本において、鬼が棲むのは山の中、と相場が決まっている。原作「桃太郎」でも、彼が舟を操って海原を渡るという印象はあまりない。何となく、いつの間にか鬼ヶ島に辿り着いたと思ったら、次の場面では鬼どもを殄戮している。

(2) ある限られた地域。また、遊郭ややくざの縄張り。(『新辞林』)

鬼ヶ島は「鬼のシマ」とも解釈できる。「ボスは隔離される」という定石に則って、鬼ヶ島を文字通りの「島」にしても良いし、逆に、街中で鬼を惨殺しまくる桃太郎でも良いわけだ。

研究日記

大学 → 病院。

土曜日に東京で行うプレゼンテーションの準備を今夜から。間に合うのか。そこで、西原理恵子画伯のこの言葉。

思いついた事を原稿にそのままかき
ページがおわったらまんがもおわる

(西原理恵子『鳥頭紀行ぜんぶ』)

素晴らしい。俺もそんなプレゼンテーションをしてみたいが、間違いなく許されない。

ところで、今回の発表は学会のそれではなく、製薬会社主催のフォーラムである。名目上は招待講演となっており、いつもとは勝手が違う。このフォーラムの話は、帰ってきてからラジオでしようと思う。

明日の夜に京都を出るので、次回の更新は日曜になる。それでは皆様、良い週末を。