暖房を点けっぱなしにしているため、光熱費が若干心配な T です。こんばんは。
別段、深刻な話ではない。いささか抽象的な話題である。
切羽詰まった問題ではないからこそ、今の内に考えておかなければ気付いたときには手遅れになっている、ということは大いにあり得る。これが「先延ばし」というまことに人間的な行為である。我々は時間を遡行することができぬため、しばしば問題となる。
今週は比較的時間があり、胸に去来する様々なことどもに考えを巡らす余裕もあった。3年後、5年後に思いを馳せては溜息を漏らす、というのは愚かな悲観主義であろうか。何も厭世的になっているのではない。そのような事柄を真剣に考えられるようになった、そういう意味では、やはり進歩なんだろう。就職して目に映るものが増えたために、悩む(とは少し違うんだけれども)ことができる。恐ろしいのは無知である。
転ばぬ先の杖、という。今は、その杖を作っている段階なのだろうな。日々の生活とはまた、全く次元を異にする問題である。現在の暮らしに不安や不満はないけれども、それゆえに、この問題がどこかに浮遊しないよう、常に監視しておく必要がある。目を逸らすことがなければ大丈夫だろう。