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2005/10/06/Thu.Small World

オートクレーブの中で寒天培地を固めてしまった T です。こんばんは。

もう一回オートクレーブしたら溶けたので、黙って培地を作ってみた。明日、大腸菌が生えていたら黙ったままにしておくつもりである。

研究日記

DNA の系がほぼ完全に機能するようになった。ベクターも幾つかクローニングできたしね。今週はボチボチと RNA やタンパク質の実験系を準備している。まずは濃度測定から。道程は長い。着実に片付けていきたい。

ボスから通達のあった学会の抄録だが、結局登録するハメに。といっても、全部先生に任せてしまったのだけれど。こんなんで良いのか。登録されてから、発表言語が英語であることを知る。これは俺に対する罠か、ボスよ。勉強しないとなあ。

ひょんなことから Dr. T の話で先生と盛り上がる。実は、今の実験で使っている細胞は、 Dr. T がおられたラボで樹立された細胞なのである。先生には先方と共著の論文もあるし、今回登録した学会の抄録にも先方のお名前が入っている。不思議な御縁である。俺はそんなことも知らずに今の職場に応募したのだった。運命なのか、単に世間が狭いだけなのか。