- システムかツールか

2004/11/26/Fri.システムかツールか

そろそろ身辺整理を兼ねたデータ整理をしなければなあ、と考えている T です。こんばんは。

システムとツール

およそ「システム」というからには汎用的であるべきだ。それをある目的のために特化させていくと、いずれは「ツール」となってしまう。ある体系を構築しようとするとき、求めているものが「システム」なのか「ツール」なのかをハッキリさせておかないと、後から痛い目を見る。一から作り直しなんてことにもなりかねない。

自分の中でも、何を言いたいのかがまとまっていないんだけど。大規模なデータ移植を画策しているのだが、実際にやるとなると、ムチャクチャ面倒臭そうなんだよなあ。自分では使い勝手の良い「システム」を構築していたつもりなんだが、他の場所へ移すことまで視野に入れてなかった、つまり汎用性がなかったということを思い知る。結局は「ツール」だったんだよなあ、と。「ツールであること」による使い勝手の良さ、というのも確かにあるんだけれど。

研究日記

某研究班会議の参加費を振り込みに郵便局へ。ラボでまとめて申し込むため、振込人名義には K先生の名前を書いた。が、局員氏が振り込み処理をしてくれている間に、すっかりとそのことを忘れてしまった俺。局員氏が「Kさん、Kさーん」と一生懸命に名前を呼んでいるのに、俺は「K先生と同姓の人が来ているんだなあ」なんてことをボンヤリと考えていた。

局員氏はいつまでも「Kさんはいませんか?」と連呼している。自分のことだと思っていない俺は、「ったく、Kって奴はどいつもこいつも……」と毒を吐く。俺が過ちに気付いたのは、局員氏に「Kさん」を20回ほど言わせた後であったろうか。……まことに申し訳ない。