- 誰がために法はある

2004/10/23/Sat.誰がために法はある

寝込んでいる間に散らかり放題となった部屋をようやく掃除した T です。こんばんは。

バイク日記

風邪や台風で、今月はロクにバイクに乗っていない。で、今日は久々にツーリングに行ってきた。ちょっと寒いかとも思ったが、俺が勝手に基準にしている地点の路面温度は 18℃。しっかりした装備で臨めば、まだまだ余裕である。さすがに山の方は少し肌寒いが、エンジンの熱を足下に感じつつ、軽く 100 km ほど走った。

冬が近付くにつれ、ますますバイクに乗るのが億劫になるが、距離を走らなくとも、ちょくちょくエンジンを回してやらなければ、すぐにバッテリーが上がってしまう。今年の冬は暖かそうなので、頑張って乗り回そうと思う。長いブーツが欲しいなあ。

就職活動日記

今日は一般的な就職活動の話。当たり前だが、就職活動はオリンピックではない。受からなければ意味がないのである。就職活動に割くことのできる時間と資金が限られている以上、最初から勝ち目のない就職試験なんて、誰も受けたくはない。

一方で、企業によってはあからさまに「帝国大学生しかいりません」「女性はいりません」という雰囲気を醸し出しているところもある(もちろん口に出しては言わないが)。俺はこの態度を否定しない。金を払って雇うのは向こうであり、雇うからには条件を付けるのが当然だと思うからだ。問題なのは、そのような「条件」が提示されていないという現実だ。実際にはあるはずなのに、表には決して出てこない。

これは企業側の責任ではない。男女雇用機会均等法等の法律があるため、建前としては「どんな人でもウエルカム」という態度を示しておかなければならない。しかしそれゆえ、全く勝ち目がない試験に、必死で就職を探している人の貴重なリソースが浪費されるハメになる。まことに不毛だと思う。誰のための法律なんだろうな。