- 汗疹

2004/09/14/Tue.汗疹

汗腺がよく発達している T です。こんばんは。

この年齢になって、しかも 9月の半ばになって恥ずかしい話だが、汗疹(あせも)ができた。最近、夜になるとやたらに発汗し、非常に寝苦しい。その結果の汗疹である。みっともないが、いったい何年ぶりだという汗疹に、少し嬉し懐かしい気持ちになったりして。

サイボーグは汗をかくのか

昨日、Dr. A とヒゲマン氏が「サイボーグは汗をかくのか」という話をしていた。考えてみると、これは非常に興味深い問題である。サイボーグでもロボットでも良いが、独立行動が可能な機械体は、その動力源を内蔵しているはずである。動力は、必ず熱を発する。パソコンですら、CPU を冷やすファンが付いているのだ。実際に動き回るサイボーグやロボットの熱は、パソコンの比ではない。

例えば、HONDA の2足歩行ロボット「アシモ」とかは、どういう風に熱処理をしているんだろうか。多分、循環式の液体冷却システムを内蔵していると思う。しかし、液体冷媒というのは定期的な交換を必要とするものだ。社員より丁重な扱いを受けているであろうアシモは、当然誰かがメンテナンスを行っているんだろうが、来るべきロボット時代では、そんなことのために一々人員を割くわけにはいかない。

汗をかけ、アトム!

そこでメーカーは、自分で冷媒を交換できるようなロボットを作ることになる。冷媒として選ばれるのは、コスト、入手難度(何せロボットが自分で調達しなければならないかもしれないのだから)などを考えると、やはり水であろう。ロボット自身による冷却水の交換、これは非常に極端な表現をすれば、「ロボットが汗をかいている」とも言える。

……というわけで、無理矢理ロボットに汗をかかせてみた。

それにしても、アシモはともかく、鉄腕アトムはどうやって自身を冷却していたんだろうな。10万馬力(後に 100万馬力)で、その動力源は原子炉。無理だろ、あのサイズでは。