- 花火の火花

2004/08/08/Sun.花火の火花

地元校が1回戦で敗れ去り、自分の中で、早くも夏の甲子園が終わった T です。こんばんは。

線香花火に思う

何年ぶりかで線香花火を楽しんだのだが、どれもこれも「え、これで終わり?」というくらい、アッという間に消えてしまう。いくら線香花火でも、もっと長く火が続くような気がするんだけれどなあ、というのが正直な感想だ。でも多分、時間自体は子供の頃と全く変わっていないとも思う。ただ、記憶の中のタイムスケールと、全然違っていたので驚いたという話。

幼い頃は、それこそ子供騙しのような線香花火でも、とてつもなく好奇心を刺激され、とんでもない集中力で注視していたんじゃないか。昔、あれだけ熱中していたはずのものが、大人になって改めて見ると、びっくりするほどチャチであった、というのは誰もが経験することだろう。

夏休みなんかが典型的な例であって、1ヶ月もの休日というのは、それは途方もない期間のものであった。それがどうだ、今では何もしないうちに 1ヶ月くらい平気で経ってしまう。いつからこうなったんだろうなあ、ということすら思い出せないのだから恐ろしい。