- インサイダー取引

2004/02/06/Fri.インサイダー取引

今夜はヒゲマン氏の車で送ってもらった T です。ありがとうございました。こんばんは。

BSE 問題で米国産牛肉が禁輸となり、存続が危ぶまれた吉野家が、その危機ゆえに駆け込み需要で売り上げがアップしたという。あり得ないことだが、これが吉野家と米国政府が仕組んだ芝居ならば、マッチポンプどころか、株式でのインサイダー取引に当たる頭脳プレイといえる。これを違法とする法律が我が国にあるのか。もしないのならば、原材料の提供側とその加工側が組めば、この不況の中でも売り上げ増を演じることができるかもしれない。

「デジカメの普及で画素部品の供給が困難になる見通し」とリーク > デジカメ駆け込み需要発生

なんてな。一昔前のパソコン用メモリのようだ。ま、やり過ぎると狼少年の二の舞いになるし、企業の信用が重要視される昨今、あまり勧められたものでもない。しかし本当に悲しいのは、駆け込み需要が発生しない場合だ。「なくなるの? あ、そ」なんて言われた日には泣くに泣けない。

アナリストがこの手のリークを駆使すれば、関連企業のブランド力を評価できる可能性もある。駆け込み需要あり、前途有望。駆け込み需要なし、激しく落ち目。という具合。ここで前途有望と判断された会社の株を買う。供給機器が去った場合、再び株価は上がるだろうから、儲かること間違いなし。って、これはインサイダー取引そのものではないか。