- 『司馬遼太郎対話選集 8』司馬遼太郎

2006/10/08/Sun.『司馬遼太郎対話選集 8』司馬遼太郎

副題は「宗教と日本人」。相変わらず希有壮大である。

司馬遼太郎の対談 (鼎談) 相手は、

の各人。特に立花隆との対談が面白かった。当時、立花は『宇宙からの帰還』の中で、宇宙体験の前後で宇宙飛行士の人生観や哲学が変化するケースが多い、ということを発表したばかりだった。『空海の風景』を書いていた司馬は、「金星が口に入ったときに空海も宇宙を感じた」と応じる。スケールのデカい話である。